名刺の厚さはどう選ぶ?180kgと225kg(厚手)の違い

名刺コラム

名刺の厚さはどう選ぶ?180kgと225kg(厚手)の違い

名刺を受け取った瞬間、人は無意識に厚さを評価しています。薄い名刺は「簡易なもの」、厚い名刺は「しっかりしたもの」——単純ですが、この印象は会社の印象に直結します。この記事では、名刺の厚さ表記「連量(kg)」の意味から、用途別の選び方までを解説します。

「180kg」とは何の重さか

紙の厚さは「連量」で表します。これは四六判(788×1091mm)の紙1,000枚分の重さのこと。同じ銘柄なら数字が大きいほど厚い紙です。

連量 厚さの目安 用途イメージ
135kg 約0.17mm チラシ・フライヤー級。名刺には薄い
180kg 約0.22mm 名刺の標準。コシと収まりのバランス
200kg 約0.25mm ややしっかり。ショップカードにも
220〜225kg 約0.28mm 厚手。重み・高級感・透け防止

※厚さは銘柄によって多少異なります。同じ180kgでも、ふんわり空気を含む紙は厚く、密度の高い紙は薄く感じられます。

結論:迷ったら180kg

当店の標準は180kgです。理由は3つあります。

  1. 名刺入れに素直に収まる:厚すぎると同じ枚数でもかさばります
  2. 手に持ったときのコシが十分:片手で持ってもたわみません
  3. ほぼ全銘柄で選べる:紙の選択肢を狭めません

「名刺がペラペラで安っぽい」という失敗は、たいてい135kg以下の紙で起きます。当店では名刺向けラインを180kg以上に絞っているため、どの紙を選んでもこの失敗は起きません。

厚手(220〜225kg)が向く4つのケース

1. 経営者・役員の名刺

厚みは「重み」の演出です。役職者の名刺だけ厚手にする使い分けは、実際に多くの企業で行われています。

2. 片面デザインで裏の透けを防ぎたい

濃いベタ面のある片面デザインは、薄い紙だと裏から色が透けます。厚手にすると透けが大幅に減ります。

3. 高級紙の質感を最大化したい

マシュマロホワイト厚手やコットンなど、紙そのものが主役の銘柄は、厚みがあるほど質感の説得力が増します。

4. 書き込みのあるカード類

診察券・スタンプカードなど何度も出し入れされるカードは、厚いほど角折れに強くなります。

厚さと紙種の関係

厚さだけでなく、紙の「密度」も手触りを左右します。たとえばコットンは同じ連量でもふっくらと厚く感じられ、フィルム系は薄くても圧倒的なコシがあります。「厚い=高級」ではなく「用途に合った厚さ+質感=高級」が正しい式です。紙選び全体の考え方は名刺の紙の選び方ガイドをご覧ください。

よくある質問

Q. 厚いほど値段は上がる?

同じ銘柄なら厚手のほうが紙代は上がりますが、名刺100枚単位では大きな差にはなりません。印象への投資としては費用対効果の高い部分です。

Q. 二つ折名刺の厚さは?

折り加工のある名刺は、厚すぎると折り目が割れやすくなるため180kg前後が扱いやすい厚さです。

Q. プラスチックカードの厚さは?

クレジットカードと同じ0.76mmが標準です。紙とは別の規格になります。

まとめ

名刺の厚さは180kgを基準に、「重みを出したい」「透けを防ぎたい」なら225kg前後の厚手へ。当店では同じ銘柄の厚さ違いを商品ページ上で切り替えて価格比較できるので、実際の金額を見ながら選んでください。