また来たくなるショップカードのつくり方|載せる情報と紙選び
また来たくなるショップカードのつくり方|載せる情報と紙選び
レジ横のカードを手に取ってもらえるか、財布に入れて持ち帰ってもらえるか、後日そのカードで再来店してもらえるか——ショップカードは、この3つのハードルを越えてはじめて仕事をします。この記事では、それぞれのハードルを越えるための実践的なコツをまとめました。
ショップカードの役割は「検索の代わり」
お客様は店名を完璧には覚えていません。「この前行った、あの感じのいいカフェ」止まりです。ショップカードは、その曖昧な記憶を確実な再訪問に変えるためのメモ。だから載せるべき情報は、お客様が再訪問するときに必要な順に決まります。
載せる情報の優先順位
- 店名とロゴ——思い出すきっかけ。一番大きく
- 業態がわかる一言——「自家焙煎コーヒーと焼き菓子の店」のように、何の店かを添える
- 場所——住所そのものより「◯◯駅 徒歩3分」+地図QRコードが実用的
- 営業時間と定休日——「行ったら閉まっていた」を防ぐ、再訪問の最重要情報
- 予約・SNSへの導線——QRコードは1つに絞る。多いと全部読まれません
電話番号・FAX・メールアドレスをすべて並べる必要はありません。お客様が使う連絡手段だけに絞ると、カードは一気に読みやすくなります。
手に取られるデザイン3原則
1. 余白を怖がらない
情報を詰め込んだカードほど読まれません。裏面を活用して、表は「店名+一言+ロゴ」くらいの潔さが理想です。
2. 店の世界観と紙を揃える
ナチュラル系の内装ならクラフト紙や再生紙、上質なサロンならパール系の高級紙、和の店なら和紙。カードの手触りは、店の記憶とセットで残ります。
3. 「置いてある」より「渡す」
レジ横に置くだけでは持ち帰り率は上がりません。会計時に「よかったらお持ちください」と一言添えて手渡すだけで、財布に入る確率は大きく変わります。
リピートまで設計するなら:スタンプカード化
ショップカードにスタンプ枠を付けると、「持ち帰る理由」と「再訪問する理由」が同時に生まれます。
| 方式 | 向いている店 | ポイント |
|---|---|---|
| ショップカード単体 | 美容室・サロンなど単価高め | 世界観重視。上質な紙で |
| スタンプカード兼用 | カフェ・テイクアウト・ランチ | 来店頻度が高い業態で効果大 |
| 2種類併用 | 物販+カフェなど複合業態 | 用途で渡し分け |
スタンプ設計のコツはリピート率を上げるスタンプカード設計の3原則で詳しく解説しています。
紙選びの実務
何度も財布から出し入れされるカードは、薄いとすぐ角が折れます。180kg以上のしっかりした厚さが基本。スタンプを押すなら、インクののりが良いマット系・上質系の紙を選んでください。表面がツルツルのコート紙やPP加工は、スタンプ台のインクが乾きにくいので不向きです。
水場のある業態(美容室・飲食)で長く使ってもらうカードなら、耐水性のあるフィルム素材という選択肢もあります。
よくある質問
Q. サイズは名刺と同じでいい?
はい、91×55mmの名刺サイズが基本です。財布のカードポケットに収まることが最優先です。
Q. 何枚くらい作ればいい?
月の客数×持ち帰り率(2〜3割)で概算します。まずは100枚から始めて、渡し方を工夫しながら増刷するのが無駄がありません。
Q. 両面printは必要?
表=世界観、裏=実用情報(地図・営業時間・スタンプ枠)の役割分担ができるので、ショップカードでは両面をおすすめします。
まとめ
ショップカードは「小さな広告」ではなく「再訪問の道具」です。載せる情報を絞り、店の世界観と紙を揃え、手渡しで届ける——この3つで、カードは確実に仕事を始めます。スタンプカード対応のショップカードは100枚から、下の商品ページで作成できます。